「来月から月7万円稼ぐよね」から始まった5日間の話

子育て

事の発端は水曜日だった。
娘の尿検査がうまくできなかったことを夫に報告すると、「行動が遅い」とのお言葉。続けて仕事のことも「まだ先に進んでないの?」と責められ、とどめに「来月から月7万円入れるよね」と来た。
…は?はー。
たしかに言われた気はする。でも以前、放射線技師の仕事が週1回しか入れないと相談したとき、「時給高いしそれでいいじゃん」ってなったはずで、私の中ではその話は終わったと思っていた。夫の中では「言った、以上」でカウントされていたらしい。娘の入園やら春休みやらでバタバタしていた私とは、どうやら認識がずれていたようだ。
とはいえ責められてばかりもいられない。その日のうちに翌日の家庭教師のオンライン講習を予約し、仕事も探し始めた。「行動が遅い」と言われた日に動いているんですけどね。

木曜日、体が限界を知らせてくる

翌朝、尿検査に再挑戦するも、やはり取れず。そして耳鼻科の待合室で(そう、自分も体調が悪かった)、またLINEで責められた。
もうなんでもいいから応募したろ、という半ばやけくそで引っ越し系の仕事に応募すると、翌日面接が決まった。その後もあれこれLINEは続き、午後から頭痛。そのまま寝込んだ。
夜、頭痛がかなりつらいなか、予約していた2時間のオンライン講習を受けた。最後まで粘ったが、吐き気が限界を超え「退出します」と伝えてトイレへ向かう。間に合わず、廊下で吐いた。
これが、夫に事の重大さを伝えることになる。

金曜日、やけくそ応募が神案件になる
面接に行くと、「事務はどうですか?」と言われた。給料は同じ、仕事は簡単、梱包作業は月に5〜6回あるかないか、時間も回数も融通が利く、それ以外は電話対応メインで基本暇、家から近い。
引っ越し作業に応募したら事務の好条件が降ってきた。やけくそ、正解でした。月曜から働くことになった。
その夜、体調がまだすぐれなかったので別室で寝た。夜中、娘が「ママ〜!」と叫ぶ声で目が覚め、寝かしつけてからまた戻る。最近ずっとこんな感じで、夫も「ダメだ、ママじゃないと」なんて言っていた。以前は週末夫が娘と寝てくれていたのに。この状態で仕事を始めるのか、と少し不安だった。

土曜日の朝から下痢で体調がさらに悪化。以前の私が無職のころは、週末に少し体調が悪くても夫は予定通り出かけていた。けど今回は違った。「月曜から仕事でしょ?」と日曜の外出予定をキャンセルして、2日間娘を遊びに連れ出してくれた。
無職とて、専業主婦とて、娘がいると、平日寝てられたわけでもないんですけどね…。
廊下で吐いたことで伝わったのか、仕事が始まることで何か変わったのか。人体って正直だし、状況も人を変えるらしい。


私は午前中は布団で寝て、午後は腹痛が続くなかクラウドワークスに応募したり在宅ワークの準備をしたりしていた。体調悪くても手は動く。我ながら懲りない。
そして土曜日の夜、娘は夫と朝まで寝ることができた。夫との時間を重ねて、安心できるようになったのかもしれない。夫の関わり方も変わってきた。何に対しても「ダメ」と言っていたのが、「手伝って」「ありがとう」という言葉が出てくるようになって。
怪我の功名、というやつだろうか。
そして日曜の夜、娘を見ていてふと思った。
うちには、こんなにかわいい生き物が住んでいるのか。
いろいろあった5日間だったけど、なんかまあ、悪くない着地だった気がする。明日、初出勤。行ってきます。

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