事務の仕事を1か月ほどした後、放射線技師として初出勤した。
5年以上のブランクがあり、とても緊張していた。
どんな仕事するのかな、忙しいのかな、知識不足で恥ずかしい思いしないかな…
実際は出勤してみると…
扱われ方が違うなと思った。
17年のキャリアがある放射線技師と、事務未経験のアルバイト、そりゃ違って当たり前だが。
自分用のロッカーや靴箱に名前が付いているだけで、大事に扱われているような、歓迎されているような、そんな感覚があった。
実際に放射線技師としての仕事に入って、まずは会話をしてみると、3名のうちの1人の方が、私の元職場の近くで働いていた、とのこと。さらに、私が働いていた職場、それぞれに、同級生がいたとのことで、「彼は学生時代、カンニングのスペシャリストだったよ〜」「貸した本、そのまま返してもらってないな〜」なんて話も弾み。
遠く離れた地で、まさかこんな話ができるなんて、なんかすごいなと思った。
さらに、教えてくれた方がとても丁寧で、落ち着いていて、娘と同じく幼稚園児を持つお父さんだということもあって、すごく安心できた。
お子さんは娘よりも1つ上の学年ということもあり、事情をすごくわかってくれて、「園から連絡入ることありますよね?携帯持ってきて側に置いておいていいですよ」とか、「仕事、忙しい時と暇な時、ムラがあるので、時間ある時、内職してもいいですよ、幼稚園で必要な物、作ったりとかありますよね?」とか。
確かにまだ幼稚園に職場の申請出してないから、娘に何かあればまず私に連絡が来る。
私は初出勤のことで頭がいっぱいだったので、そんな対応がすごくありがたく感じた。
それから、時間のある時、何をしてもいい、という対応も、キャリアがあるから、ということもあるとは思うが、無理のない働き方ができる職場だと感じ、とてもありがたく感じた。幼稚園に入ると、細々とした作業がある。ハンカチに紐つけたり…男性なのに、そんなことまでわかってくれる方、というのも大きな安心感があった。
それから、少し見学してから、実際に患者さんの対応したり、装置を操作してみたり。
実際に患者さんと接することで、役に立っているという感覚もあり、MRI画像の操作をして、懐かしい感覚が戻ってきて…ホッとした。
静かで落ち着いた職場、寒くもない、怒声もない。
帰り際、看護師さんたちから、緊張したでしょ〜と声をかけてもらったり。
「過去の自分が今に繋がってる」と感じた瞬間だった。
今日、事務の仕事を終えて、改めて2つの仕事を掛け持ちすることが、自分にとってとてもいいことだと思えてきた。
放射線技師は専門性を活かせる安心感がある。
事務は年中無休で、働きたい時に働ける柔軟さがある。いつ来てもいいし、いつまでいてもいい、と言われている。
ゴールデンウィーク、正直ずっと家族と過ごすのは限界があって、祝日に半日働きに行ったのは、むしろ救いだった。
どちらも基本的には座り仕事で、体力的な負担が少ない。2つが互いを補い合ってる感じがする。
夫に言われるままに始めた仕事だったけれど、やってみたら、自分にとって悪くない選択だったかもしれない。


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